プロフィール風の3枚のカードが、4段階のリスト、画像カード、チェックリストにつながっている。

まず、ブランドの依頼内容と自分の記録を確認します。金額を考えるには、公開プロフィールの照会よりも、これらの情報が役立ちます。プロフィールの照会で公開情報を補うことはできますが、金額や提案条件を決めることはできません。

クリエイターが公開した質問1件(2026年8月11日取得。この1件のみ)には、料金の提示を求められた際の迷いが記されています。以下では、金額を提示する前に依頼内容を明確にすることで、この問題に対処します。これは作業方法の提案です。検証済みの価格設定方式でも、広い需要があることを示す根拠でもありません。

1. ブランドの依頼を明確なコンテンツ一覧にする

見積もりとは、明示した作業と条件に対して提示する金額です。対象範囲とは、その見積もりに含む作業と条件を指します。まず、実際の依頼内容をシートに転記します。依頼日と、メッセージまたは依頼書の参照先を残してください。

納品物とは、提供する必要があるものです。編集済みの動画ファイルなど、納品物ごとに1行を使います。異なる納品物を「コンテンツ一式」のような曖昧な言葉でまとめないでください。

金額を決める前に、次の詳細を記録します。

1. ブランドの依頼を明確なコンテンツ一覧にする
シートの項目記録する内容質問が必要な点
コンテンツの点数個別のコンテンツの点数別バージョンを別のコンテンツとして数えるか
形式と長さファイル形式と指定の再生時間指定されていない要件
制作作業企画、撮影、編集、その他の依頼された作業依頼書に記載のない作業
投稿の担当誰がどこでコンテンツを公開するかクリエイターのアカウントでの投稿も求められているか
修正対応する修正回数と変更内容無制限の変更を認める表現
納期各納品物の希望納期対応できない日程
依頼の参照先依頼書またはメッセージの参照先と日付依頼内容の各版にある食い違い

コンテンツの制作と、自分のアカウントでの公開は分けて扱います。動画ファイル2本の依頼は、クリエイターのアカウントで2件投稿する依頼を意味しません。ブランドが両方を求める場合は、両方の作業を記録します。

修正と新たな納品物も分けて扱います。例えば、コンテンツを追加で求められた場合は、コンテンツの点数が変わります。提案を改訂する前に、その変更を記録します。

未確定の点は、未確定と分かる形で残します。推測で決めた長さが後で作業要件になるよりも、「長さは未確定」と記す方が役立ちます。

2. 利用案を記録し、利用許可とは区別する

利用条件とは、当事者がコンテンツをどのように使うことを提案しているかを示すものです。どちらかの当事者が提示した条件を記録します。各条件の横に、出典と日付を残します。

次の点を順に確認します。

  1. 提案されている利用期間を記録します。これは、コンテンツを利用する予定の期間です。
  2. 提案されている掲載先を記録します。これは、コンテンツが掲載される場所を指します。
  3. 有料広告での利用を求められているかを記録します。これは、費用を支払って配信する広告にコンテンツを使うことです。
  4. 提案されている独占条件を記録します。これは、他のブランドとの仕事に対して求められる制限です。
  5. 提供を求められている元ファイルを記録します。元ファイルとは、完成したコンテンツとは別の、制作時のオリジナルファイルです。
  6. 回答のない点は、それぞれ未確定と記します。

「未協議」を「依頼なし」に置き換えないでください。有料広告での利用欄が空欄なら、まだ回答を得ていないという意味です。ブランドが有料広告での利用を求めていないことにはなりません。

提案された文言、提示者、日付、次に尋ねる質問は、それぞれ別の列に記入します。これにより、ブランドの依頼とクリエイターの提案を分けて記録できます。

条件を記録しても、利用を許可したことにはならず、その法的な効力も決まりません。シートは話し合いの準備に使います。未確定の条件は、当事者が通常の合意手続きを通じて確認する必要があります。

3. 自分の記録から作業と直接費を見積もる

本人による見積もりとは、自分で立てる計画上の見積もりです。必要になると考える支出や作業を示します。市場の基準値ではありません。

現在の対象範囲に必要な作業を一覧にします。自分の記録で裏付けられる場合は、作業ごとの予定時間を記録します。直接費は別に記録します。直接費とは、使用予定の材料など、この制作に直接関係する支出です。

各見積もりには、次の項目を使います。

3. 自分の記録から作業と直接費を見積もる
見積もり項目保存する内容
作業または費用の項目作業内容または支出内容
数量と単位時間、点数、その他の明示した単位
金額と通貨分かっている場合は見積費用
根拠自分の記録、または明示した計画上の前提
見積日見積もりを作成した日
不確定な点見積もりが変わる可能性のある要因

時間と金額は別々に合計します。6時間と40 USDは単位が異なります。これらを足して見積金額を出すことはできません。

費用をゼロと記録した場合は、その項目には費用がかからないと見込んでいることを意味します。費用が未記入の場合は、まだ金額を確定していないことを意味します。未記入の値は未確定のまま残してください。シートを埋めるためにゼロに置き換えないでください。

作業の見積もりは、自分が使える時間や資源で依頼に対応できるかを判断するために役立ちます。他のクリエイターの料金を示すものではありません。公開フォロワー数から、未設定の時間単価を補ったり、ブランドが得る収益を証明したりすることはできません。

4. 記述の裏付けになる場合だけ公開プロフィール情報を加える

提案に公開プロフィールに関する記述を含める場合は、その根拠資料を保存します。プロフィールを手作業で確認し、出典と観測時刻を残す方法もあります。観測時刻とは、その情報を見た時刻、または収集した時刻です。

公開プロフィールを構造化した記録として取得する場合、TikTok Channel Scraperの入出力仕様(2026年10月25日確認。ビルド0.1.27。実行は未確認)では、既知の公開プロフィールURLまたはハンドルを`startUrls`で受け付けます。ハンドルとは、@で始まるアカウント名です。Actorとは、ホストされた環境で動作するデータ収集プログラムです。このActorはプロフィールを照会します。各プロフィールの動画を巡回して収集するものではありません。

提示されている小規模な入力例は、次の有効な形式です。

json
{
  "startUrls": [
    "https://www.tiktok.com/@mrbeast"
  ]
}
4. 記述の裏付けになる場合だけ公開プロフィール情報を加える

サンプルURL全体を、確認したい既知の公開プロフィールURLに置き換えます。サンプルをリストに残さないでください。この入力例は、必要な形式を示すものです。実行が行われた証拠ではありません。

文書に記載された入力仕様では、1〜1,000件の公開プロフィールURLまたはハンドルを受け付けます。重複する入力は1回だけ確認されます。重複を除いた各入力に対し、結果が1行作成され、利用量が加算されます。このシートでは、提案に関係する既知のプロフィール1件から始めてください。

Taskとは、保存済みの入力設定です。TikTok Profile Metrics Snapshot Task(2026年10月25日に公開状態での存在を確認。保存済み設定と実行は未確認)は、公開状態で存在していました。この確認では、保存された入力内容までは分かりません。実行前に、入力内容を自分で確認してください。

実行する場合は、文書に記載された次の項目を根拠資料とともに保存します。

4. 記述の裏付けになる場合だけ公開プロフィール情報を加える
Actorの項目意味と扱い方
`channelId`変わりにくい数値のアカウント識別子。欠損値は欠損のまま残す
`handle`公開アカウントのハンドル。確認したいアカウントと一致するかを照合する
`channelUrl`主要な公開プロフィールURL。出典の参照先として保存する
`description`公開プロフィールの自己紹介文。記述の裏付けに関係する場合に使う
`followersCount`公開フォロワー数。顧客になることが保証された人数ではない
`likesCount`そのプロフィールの動画が受け取った「いいね」の総数。再生数や売上ではない
`videosCount`公開動画数。個々の動画の成果を示す根拠ではない
`countPrecision`各件数について、正確な値か、データを取得できなかったかを示す情報
`status`入力に対する結果の状態
`statusReason`データを完全には取得できなかった場合に返される説明
`observedAt`プロフィール記録の収集時刻

仕様には`isBillable`も記載されています。これは、その行にプロフィール取得の料金が発生するかを示します。クリエイターとして提示する報酬額を決めるものではありません。

各件数は、精度と結果の状態を併せて読みます。`null`は、値が返されなかったことを意味します。ゼロという意味ではありません。正確な公開の件数であっても、公開の件数であることに変わりはありません。購入者数、売上件数、重複を除いた視聴者数になるわけではありません。

これらは文書に記載された出力項目です。現在の実行結果ではありません。固定された根拠資料には、有料での実行や、実行時の信頼性試験の結果は含まれていません。

5. 投稿の根拠資料と所有者の記録を分ける

プロフィール記録では、特定の動画の成果に関する記述を裏付けられません。見積もりで過去のコンテンツの成果に触れる場合は、その記述を正確に裏付ける、日付付きの既存の投稿資料を添付します。

添付する投稿記録ごとに、出典URL、形式、判明している場合は公開日、観測日、指標名、値、精度、制約を保存します。分かる場合は、観測時点で公開からどれだけ経過していたかも記します。また、対象とした標本の範囲も示します。つまり、根拠資料がどの投稿を含み、どの投稿を含まないかを明記します。

裏付けとなる分析なしに、選び出した好成績の投稿を通常の成果として説明しないでください。成果の要約を作る作業については、別のガイドであるクリエイターのメディアキットの作り方を参照してください。このガイドでは、対象とする標本を明示する必要性を説明しています。この見積もりシートでは、すでに持っている根拠資料だけを参照します。

アカウント所有者だけが利用できるオーディエンス記録は、別の欄にまとめます。所有者向けインサイトとは、アカウント所有者の権限で閲覧できるレポートです。レポートの出典、日付、対象期間を記録します。これらを、公開プロフィールの照会で返された項目として提示しないでください。

ブランドがオーディエンスの国を尋ねている場合、クリエイターの国や公開プロフィールの地域では回答できません。一方、プロジェクトの作業を行う場所を尋ねている場合は、別の要件として扱います。クリエイターの国に関する要件のガイドで、この違いを説明しています。

シートに記入欄があるという理由だけで、主張を加えないでください。根拠資料がない場合は、主張の範囲を狭めるか、裏付けがないと記します。

6. 明示した対象範囲に対する希望金額を書く

依頼内容を理解したら、自分が提示する希望金額と通貨を記録します。その金額がシートのどの版に対応するかを明記します。自分で確認できるよう、本人による見積もりを横に残します。

その金額を、検証済みの適正な市場価格と呼ばないでください。提示された公開の根拠資料では、その価格を確定できません。ブランドが広告から得られそうな収益も確定できません。

別の選択肢を提示するのは、作業または対象範囲が異なる場合だけにします。各選択肢に、コンテンツの点数、投稿の担当、修正の上限、納期、利用案をそれぞれ記載します。選択肢の名前が違うだけでは、金額の違いを説明できません。

次の3つの状態を分けて使います。

  1. 提案済み:一方の当事者が金額または条件を提示した状態。
  2. 合意済み:当事者が通常の手続きを通じて合意を記録した状態。
  3. 納品済み:明示した納品物を提供した状態。

金額を提案しただけでは、合意の証拠にはなりません。合意しただけでは、納品の証拠にはなりません。このシートは、合意前の段階で使うものです。

後で公開後の根拠資料が必要になった場合は、別のTikTok UGCの再生数を裏付ける方法を使ってください。この見積もりシートを、納品や支払いを証明する書類として扱わないでください。

7. 具体例:提案前に依頼内容が変わった場合

独自に作成した架空の例です。本人が計画のために入力したと仮定した情報を使っています。製品の実行結果、市場価格、推奨料金を示すものではありません。

このクリエイターの当初の対象範囲には、オリジナルの短いコンテンツ2点が含まれます。クリエイターのアカウントでの投稿は含まれず、明示された1回の修正を含みます。提案する利用期間は未確定です。

クリエイターは予定作業時間を6時間、直接材料費を40 USDと記録します。希望金額はまだ決めていません。作業の見積もりは、2点を合わせたものです。この例には、コンテンツごとの時間配分を確実に判断できる情報はありません。

当初のシートは次のとおりです。

7. 具体例:提案前に依頼内容が変わった場合
項目当初の記録制約
納品物オリジナルの短いコンテンツ2点正確な形式と長さは、まだ記録が必要
クリエイターのアカウントでの投稿当初の対象範囲には含まれないその後の投稿依頼については示していない
修正明示された1回対応する変更内容を明確に記す必要がある
予定作業合計6時間当初の対象範囲に対する本人の見積もり
直接材料費合計40 USD本人の入力情報として仮定した値
利用期間未確定期間は決まっていない
希望金額未決定未記入であり、ゼロではない
補足する公開情報日付付きのプロフィール記録にフォロワー数が記載されているこの架空の例では、具体的な数値を示していない

その後、ブランドは3点目のコンテンツを追加し、有料広告での利用を求めます。コンテンツの点数は、次のように計算します。

コンテンツ2点 + 追加コンテンツ1点 = コンテンツ3点。

新たな依頼は、当初の対象範囲よりコンテンツが1点多くなっています。当初の見積もりでは、依頼全体を示せなくなりました。

6時間を2点で機械的に割り、3点目にも同じ時間を割り当てないでください。元の見積もりからは、各コンテンツに同じ作業量が必要とは分かりません。まとめて撮影できるか、編集の要件が異なるかによって、作業量が変わる可能性があります。クリエイターは、実際の依頼内容に基づいて見積もりを修正する必要があります。

材料費40 USDの見積もりも、クリエイターが確認するまでは当初の対象範囲に対するものです。新たな合計額は不明です。不明だからといって、追加の材料が不要という意味にはなりません。

クリエイターは、シートのコンテンツ数を3点に更新し、有料広告での利用依頼を記録します。利用期間は未確定のまま残します。そのうえで、予定作業、直接費、納品に対応できるかを確認し、新たな希望金額を提示します。

公開フォロワー数は、引き続き根拠資料の欄に置きます。それによって新たな金額が決まるわけではなく、購入者の属性が証明されるわけでもありません。次に必要な判断は、対象範囲を確定し、依頼された利用方法を確認することです。その後、変更後の作業を含む提案を作成します。

8. シートを共有する前に不足を確認する

完成したシート全体を、最新の依頼内容と照合します。問題を示す分かりやすいラベルを使い、次の対応を記録します。これらはシートで手動で付けるラベルです。Actorの出力項目ではありません。

8. シートを共有する前に不足を確認する
問題のラベル該当する状況次の対応
対象範囲の不一致依頼に追加のコンテンツや投稿作業が含まれている対象範囲と本人による見積もりを更新する
利用条件が未確定利用期間、掲載先、有料広告での利用に未回答の点がある確認する質問を具体的に記録する
修正条件が不明確無制限または範囲未定の変更を認める表現になっている提案する修正の上限を明記する
見積もりが未完成必要な作業または費用が不明見積もりを完成させるか、留保条件を明記する
希望納期に対応不可希望された日までに納品できない対応可能な日を提案として記録する
出典データを取得できず公開の値が返されなかった欠損と出典の状態をそのまま残す
主張の裏付けなし根拠資料が記述を裏付けていない記述を削除するか、範囲を狭めるか、留保条件を付ける

最後に、すべての金額について、対象範囲と通貨が明示されているか確認します。根拠に基づく各記述に、個別の日付と出典があるかを確認します。欠損値とゼロは区別してください。公開の件数や数値は、人数、顧客数、売上と区別してください。

シートを日付付きの版として保存します。依頼が変わった場合は、以前の版も残します。これにより、どの提案がどの作業を対象としていたかを読み手が確認できます。

出典と参考資料

著者 Chronometrica · 更新日

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