
まず、このアーカイブを使います。公開投稿の収集ツールを使うのは、アーカイブの記録にリンクされた投稿も確認する必要がある場合だけです。過去に行った操作と、現在の投稿の公開状態は別の事実です。公開投稿の確認に失敗しても、アーカイブの記録を削除してはいけません。
以下の方法では、2つの表を作ります。1つ目は、記録された自分の操作を保存する表です。必要に応じて作る2つ目の表には、現在の公開投稿情報を保存します。ここでいう投稿情報とは、投稿本文や公開投稿を確認した時刻などです。
エクスポートで確認できること
読者が知りたいのは、「自分がコメントやリアクションをした履歴」です。そのために必要なのは、自分のアカウントの記録です。現在の公開投稿に表示されているコメントの一覧ではありません。
LinkedInによると、このエクスポート方法で提供されるのは本人の個人データであり、他のメンバーの個人データではありません。公式に記載されたカテゴリーには「コメント」と「リアクション」が含まれます。そのアカウントに該当するカテゴリーだけが提供されます。LinkedIn公式のエクスポート対象範囲
ファイルで確認する問いは、「このアーカイブには、どのコメントとリアクションの操作が記録されているか」に限定します。選んだカテゴリーとアーカイブの申請日をメモに残してください。後で対象範囲を説明する際に役立ちます。
エクスポートによって、利用開始からの全履歴が得られると考えないでください。ファイルがないことは、操作が0件だった証拠にはなりません。記録があるファイルでも、それ以前の操作がすべて含まれるとは限りません。このガイドの根拠資料では、削除済みの操作や古い操作を完全に網羅しているかは確認できません。
Chronometrica LinkedIn Post Scraperは、別の目的に使うものです。Actorとは、サーバー上で動くデータ収集プログラムです。このActorには、既知の公開投稿リンクを入力します。LinkedInアカウントへのログインや、非公開のコメント・リアクション履歴のエクスポートは行いません。
自分のアーカイブを申請して保存する
パソコンでLinkedInを開きます。画面上の項目名は変わることがあります。公式ダウンロードガイドを開いたまま、次の手順を進めてください。
- 「自分」を開きます。
- 「設定&プライバシー」を開きます。
- 「データのプライバシー」を開きます。
- 「データをダウンロード」を開きます。
- コメントとリアクションに必要なカテゴリーを選びます。
- アーカイブを申請します。
- 自分のアカウントに届いた通知からダウンロードします。
- 作業用の表を作る前に、変更していないコピーを自分のパソコンに保存します。
通知または公式ガイドに記載されたダウンロード期限に従ってください。この根拠資料では、正確な待ち時間やダウンロード可能期間は確認できません。根拠のない期間を想定して予定を立てないでください。
個人用のアーカイブは、自分のパソコンで保管します。文章作成サービスに送ったり、公開データセットに入れたりしないでください。データセットとは、データ行を集めたものです。任意で行う公開投稿の収集に必要なのは、選んだ公開投稿リンクです。アーカイブやアカウントの認証情報は必要ありません。
申請日、ダウンロード日、選んだカテゴリーを短いメモに残します。これらは、自分の記録管理用の項目です。LinkedInが各エクスポートファイルにこれらの項目を含めるという意味ではありません。
履歴を作る前にファイルを確認する
自分のアカウントに実際に提供された「コメント」と「リアクション」のファイルを開きます。データをまとめる前に、見出しと数行の内容を読んでください。このガイドでは、ファイル名、列名、日付形式、本文の項目が固定されているとは想定しません。
- 申請したカテゴリーのうち、どれにファイルがあるか確認します。
- 各ファイルの元の名前と見出しを記録します。
- 見出し行を除いて、データ行を数えます。
- 実際に含まれている日付、リンク、操作の詳細、本文を確認します。
- 欠けている項目は記憶で補わず、欠損として記録します。
- 原本のファイルは、すべて変更せずに保存します。
「コメント」または「リアクション」のファイルがない場合は、まず選んだカテゴリーを確認します。ファイルの有無は、アカウントの利用状況によっても変わります。理由が分からないままなら、「不明」と記録してください。空のファイルを作り、操作がなかった証拠として扱わないでください。LinkedInのカテゴリーとアカウントに関する制限
日付の値は、提供されたとおりに保存します。並べ替え用に別の日付列を作る場合も、隣に元の日付を残してください。元データにタイムゾーンの記載がなければ、補わないでください。アーカイブのダウンロード日は、コメントやリアクションをした日ではありません。
リンク先も確認します。URLとは、ウェブ上のアドレスです。アーカイブのリンクは、コメント、投稿、記事、その他の項目を指している場合があります。リンクがあるだけでは、公開投稿用の対応入力とは判断できません。
記録された操作を1つの表にまとめる
「コメント」と「リアクション」のファイルから残す各操作行について、作業用の表にも1行ずつ作ります。その行には操作の種類も残してください。同じ投稿に対するコメントとリアクションは、別々の操作として扱います。
以下は、作業用の表に使う列の提案です。読者が付ける項目名であり、LinkedInのエクスポートに必ず含まれる見出しではありません。
| 作業用の項目 | 保存する内容 | 欠損時の扱い |
|---|---|---|
| 元ファイル | 元のファイル名 | 出典への参照がなければ調べる |
| 元の行への参照 | 変更していないファイル内で、その行を探せる情報 | LinkedInの操作IDを作り出さない |
| 操作の種類 | 元のカテゴリーに基づくコメントまたはリアクション | 種類が不明なら未解決のままにする |
| 元の日付 | 元データの日付の値をそのまま保存 | 値がなければ欠損のままにする |
| 元のURL | 元データにリンクがあれば、そのまま保存 | リンクがなくても操作を残す |
| 元の本文 | 元データに本文があれば、そのまま保存 | コメントやリアクションのテキストを作り出さない |
| 確認済みの公開投稿URL | 対応する投稿リンクであると別途確認したもの | 確かでなければ欠損のままにする |
| 投稿情報の確認結果 | 未確認、一致確認済み、未解決のいずれか | 自分の判断であることを明記する |
元データのほかの項目もすべて残します。提案した列は、作業を整理するためのものです。元データの代わりにはなりません。
元の行への参照は、保存したファイル内で行の位置を示すものです。複数回のエクスポートを通じて、同じ操作を指す固定の識別子とは限りません。識別子とは、記録を特定するための値です。表計算の行番号をLinkedInの操作の識別子として扱わないでください。
投稿リンクや本文が一致するだけで、行をまとめないでください。1つの投稿に複数の操作がある場合があります。後で複数のアーカイブを比較する場合は、重複の可能性がある記録を別の確認作業として調べます。見た目が同じ行でも、それだけでは同じ1回の操作を表す記録だとは判断できません。
欠損値とゼロを区別します。ゼロは、件数が分かっている値です。日付、URL、ファイルがない状態は、情報が不足していることを示します。どの場合も、そのメンバーの操作が0件だったことを意味しません。
現在の公開投稿情報が必要か判断する
個人の履歴を残すことが目的なら、操作履歴表ができた時点で終了できます。公開投稿の収集は任意です。
対応する公開投稿URLがあり、現在取得できる本文を読んだり、現在の公開状態を記録したりする必要がある場合に収集を行います。スナップショットとは、ある確認時点の記録です。自分が操作した時点でも同じ投稿内容だったことは証明できません。
次の3つの日時を区別してください。
| 日時 | 意味 |
|---|---|
| 元の操作日 | コメントやリアクションについて記録された日付 |
| 投稿の公開日時の値 | 公開投稿について返された公開日時の情報 |
| 公開投稿の確認時刻 | 収集ツールが公開投稿を確認した時刻 |
Actorの`publishedAt`と`observedAt`は、用途が異なる項目です。元の名前と値を保存してください。公開投稿の確認時刻には`observedAt`を使います。どちらの項目も、アーカイブの操作日の代わりに使わないでください。LinkedIn Post Scraperの出力
収集ツールを選ぶ際は、既知の投稿を収集するActorの比較で、処理を試みた入力の記録が重要な理由を確認できます。ツールを選ぶのは、アーカイブのエクスポート後です。そのツールからアカウントの履歴が得られるわけではありません。
対応する公開投稿リンクだけを準備する
確認したPost Actorの入力では、`startUrls`にLinkedInの公開`/posts/` URLを指定します。入力には少なくとも1つのURLが必要です。スキーマとは、受け付ける項目と値の規則です。提示されたサンプルは、公開入力スキーマに基づく形式チェックに合格しました。このチェックでは、サンプルの投稿を取得できるかは確認していません。公開入力スキーマ
- 候補となるリンクを、別の作業用リストにコピーします。
- 各アーカイブの元のリンクは、操作履歴表に残します。
- 候補のうち、どれが対応する公開`/posts/`リンクか確認します。
- 確認済みの投稿リンクを、追加した作業用の列に保存します。
- 公開投稿の確認用に、確認済みのリンクから重複を除いたリストを作ります。
- 不確かなリンクはActorの入力に含めず、未解決と記録します。
URLの正規化とは、作業用リンクの形式を統一することです。追加した列でのみ行ってください。コメントのリンクから投稿アドレスを作り出したり、見た目だけ入力条件に合うようにリンクの一部を削ったりしないでください。コメント、記事、共同記事のリンクが、そのまま対応する投稿入力になるとは限りません。
複数の操作が、同じ確認済み投稿URLを共有する場合があります。すべての操作行を残したまま、選んだ時点のスナップショット用に、そのURLを1回確認できます。公開投稿の確認リストを減らしても、操作履歴表の行を減らしてはいけません。
LinkedInデータセットの照合ガイドでは、不確かな対応や矛盾する対応を未解決のままにすべき理由を説明しています。ここで行う作業は、アーカイブにある操作に現在の投稿情報を付けることに限られます。コメントした人のプロフィールを収集する必要はありません。
公開プリセットは任意の確認にだけ使う
LinkedIn Post Scraper for Known Public URLs Taskには、作業の出発点となるプリセットがあります。Taskとは、Actorの入力設定を保存したプリセットです。この記事のために、その公開ページを確認しました。ログインしたアカウントから保存済みの入力を確認したわけではなく、有料の実行も行っていません。
使う前に設定を確認してください。サンプルのリスト全体を、確認したい対応済みの公開投稿URLに置き換えます。サンプルを残したまま、自分のアーカイブを表していると考えないでください。
以下は、提示された少量の入力例です。JSONとは、構造化されたデータを表すテキスト形式です。ここでは、`startUrls`に公開投稿URLを1つ含むリストを指定しています。
{
"startUrls": [
"https://www.linkedin.com/posts/timferriss_i-took-my-whole-genome-dumped-it-into-ai-activity-7333162625675038720-TJPX"
]
}このURLは提示されたサンプルであり、新たに収集した結果ではありません。確認を行う前に置き換えてください。送信するのは、対応する公開投稿リンクだけです。アーカイブ、認証情報、非公開メッセージ、自分のリアクション履歴は送信しないでください。
各行を確認できる少数のリストから始めます。このリストを実行することは、読者に提案する作業です。この記事の根拠は、公開された仕様と入力形式に関するものです。収集の完了や、現在の性能を確かめるテストの結果ではありません。
公開投稿の結果を別の投稿情報表に保存する
公開投稿の出力は、アーカイブの表とは別に保存します。利用できる投稿本文だけをコピーするのではなく、返された項目を残してください。
| Actorの項目 | 投稿情報表での用途 |
|---|---|
| `inputUrl` | 確認の試行と、送信したリンクを対応付ける |
| `url` | 投稿URLが返された場合に保存する |
| `activityId`, `ugcPostId`, `postUrn` | 投稿を識別する各項目を区別して保存する |
| `text` | 公開投稿の本文が返された場合に保存する |
| `publishedAt` | 返された投稿の公開日時の値を保存する |
| `status`, `statusReason` | 報告された結果と説明を保存する |
| `observedAt` | 公開投稿を確認した時刻を保存する |
これらの項目は、確認済みの公開出力仕様に含まれています。成功した行に含まれる可能性はありますが、すべての値が必ず入るとは考えないでください。必要に応じて、ほかに返された項目も残します。公開されている件数の値が欠けている場合は、`null`のままにします。これはゼロではなく、欠損を意味します。LinkedIn Post Scraperの仕様
このレポートでは、確認済みの投稿URLごとに投稿情報の行を最大1行選びます。確認を繰り返した場合は、各回の確認結果を残し、どれを選んだか明記してください。そのうえで、各操作を選んだ投稿情報の行に対応付けます。結合とは、対応を確認した値を使って行同士を組み合わせることです。
結合後も、操作履歴の行数は同じでなければなりません。行が増えた場合は、1つの操作に複数回の投稿情報の確認結果が対応した可能性があります。行が減った場合は、対応先がない操作が除外された可能性があります。照合の規則や投稿情報の選び方を修正し、再確認してください。
検索に失敗しても、その投稿が一度も存在しなかったとは判断できません。投稿を取得できない理由は、未解決のまま残る場合があります。削除、公開範囲の変更、その他の理由を作り出さず、返された結果を保存してください。
具体例:6件の操作と3件の公開投稿確認
この例は、独自に作成した架空のものです。以下の操作ラベル、投稿ラベル、結果は、すべて説明のために作ったものです。収集したLinkedInの記録や、Actorのテスト結果ではありません。
この架空のアーカイブには、コメントの操作が4件、リアクションの操作が2件あります。確認できるのは、重複のない確認済み公開投稿URLの3件です。投稿Aと投稿Bからは、現在の投稿情報を取得できます。この架空の確認では、投稿Cは取得できません。
| アーカイブの操作 | 操作の種類 | 確認済みの投稿 | 現在の投稿情報の確認結果 |
|---|---|---|---|
| C1 | コメント | A | 取得可 |
| C2 | コメント | A | 取得可 |
| C3 | コメント | B | 取得可 |
| C4 | コメント | C | 取得不可 |
| R1 | リアクション | A | 取得可 |
| R2 | リアクション | B | 取得可 |
操作履歴表には、6件すべての操作を残します。C4も、アーカイブに記録されているため残します。現在の投稿情報の確認に失敗しても、この操作は削除しません。
別に作る投稿情報表には、確認を試みた3件のURLがあります。
| 架空の投稿ラベル | 確認を試みたURL | 現在取得できた投稿 | 未解決の現在の投稿情報 |
|---|---|---|---|
| A | URL 1件 | 投稿1件 | 投稿情報0件 |
| B | URL 1件 | 投稿1件 | 投稿情報0件 |
| C | URL 1件 | 投稿0件 | 投稿情報1件 |
| 合計 | URL 3件 | 投稿2件 | 投稿情報1件 |
計算と単位を確認してください。
- コメントの操作4件 + リアクションの操作2件 = アーカイブの操作6件。
- 取得できた投稿情報2件 + 未解決の投稿情報1件 = 確認を試みたURL 3件。
- Aに対応する操作3件 + Bに対応する操作2件 + Cに対応する操作1件 = 残した操作6件。
- 結合前の操作履歴6行 = 結合後の操作履歴6行。
コメント4件、リアクション2件、確認を試みたURL 3件、現在取得できた投稿2件と報告します。「コメント2件」と報告してはいけません。2件とは、現在取得できた投稿の数です。自分がコメントした操作の数ではありません。
表にあるCの「取得できた投稿0件」は、この架空の確認結果を表します。過去の操作が0件という意味ではありません。返された公開件数の値が欠けている場合は、欠損のまま残します。ゼロに置き換えたり、その値を使ってアーカイブの合計を変更したりしないでください。
結果を使う前に確認する
- 申請したエクスポートのカテゴリーがメモに記載されているか確認します。
- 作業用の各操作に、元ファイルと元の行への参照があるか確認します。
- 元の項目、日付、リンク、本文が変更されていないか確認します。
- ファイルや値の欠損と、既知のゼロが区別されているか確認します。
- 不確かなリンクを、無理に公開投稿用の入力リストへ入れていないか確認します。
- 確認を試みた各公開URLに、説明のある結果、または未解決の不足情報が記録されているか確認します。
- 対応先がない操作も、操作履歴表に残っているか確認します。
- 結合によって、操作履歴の行数が変わっていないか確認します。
- アーカイブの操作、確認したURL、取得できた投稿、未解決の投稿情報を、それぞれ別の指標として報告します。
対応するURLでも、確認していなければ未試行です。送信して失敗の結果が返ったURLは、試行済みです。返された行に本文がなければ、利用目的に照らして確認する必要があります。これらの状態を区別してください。
後で、取得できた投稿本文にある主張を比較する場合は、投稿の主張と裏付け資料のガイドを使ってください。これは別の分析です。現在の本文だけでは、自分がリアクションした理由や、操作した時点の投稿内容は証明できません。
出典と参考資料
- LinkedIn公式データダウンロードガイド — 2026年10月25日確認。本人のデータをエクスポートする方法と、該当する「コメント」「リアクション」のカテゴリーを裏付ける資料。古い操作や削除済みの操作の完全な網羅性は確認できない。
- Chronometrica LinkedIn Post Scraper — 2026年10月25日に公開仕様を確認。既知の公開投稿を収集するものであり、メンバーの非公開の操作履歴をエクスポートするものではない。この記事のための有料実行は行っていない。
- 公開デフォルトビルドのスキーマ、ビルド1.0.60 — 2026年10月25日確認。提示された入力は形式チェックに合格。投稿を取得できるか、実行時にどの程度の性能が出るかはテストしていない。
- LinkedIn Post Scraper for Known Public URLs Task — 2026年10月25日に公開ページの存在を確認。ログインした状態で保存済みの入力を確認しておらず、プリセットも実行していない。
著者 Chronometrica · 更新日
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