
ツールの設定と対照確認
試験実行では、startUrlsの既定のサンプル一覧にある2件のページを、実際に対象とする既知の公開ページのURL 1件に置き換えます。
ツールのビルド番号は0.1.24です。startUrlsには、既知の公開ページまたはプロフィールのURLを1件から1000件まで指定できます。検索ページや、市名のキーワードによる新たなページの発見には対応していません。1行は、取得を試みた入力1件に対応します。
出力される集計指標には、requestedChannels、acceptedProfileInputs、rejectedInputs、datasetRows、usefulRows、billableRows、nonUsefulRows、statusCountsがあります。各行の項目には、input、channelId、pageId、channelUrl、handle、displayName、alternateName、profileType、description、category、website、detectedLinks、detectedEmails、phone、email、address、profileTabs、status、statusReason、observedAt、isBillableがあります。欠損項目はnullになります。channelIdと、従来の、または代理のpageIdは別の識別値であり、異なる場合があります。
NASAを対象とした対照確認では、照合が取れたID、okというステータス、説明文、検出されたFacebook内のセクションへのリンク2件が返されました。ウェブサイト、電話番号、メールアドレス、住所は取得できませんでした。これにより確認できるのは、この対照確認に限り、任意項目を取得できない場合があるということです。
名簿の作成と検証の手順
- 収集を始める前に、名簿の目的と必須項目を定めます。対象事業者について既知の情報源一覧を用意し、手元で管理する行IDと、各URLの入手元を記録します。市名による検索は、このツールの対象外です。手作業で対象を見つけておくことは明示的な前提条件であり、提供を約束する機能ではありません。
- 実際に対象とする公開ページ1件で試します。channelId、pageId、channelUrl、displayName、profileType、status、statusReasonを取得元と照合します。任意の基本データ(About)項目が非表示でも、返された識別情報だけで役立つ場合があります。2つの事業者が同じ名称を使っている場合は、名称だけで照合しないでください。
- 取得元のレコードと取得時刻を保存します。プロフィールIDは文字列として保存し、従来の、または代理のページIDは別に保持します。入力と取得元の対応一覧を残したまま、照合済みの識別情報の取得記録から重複を除きます。
- 必須項目ごとにsource_available、unavailable、needs_manual_checkのいずれかを記録します。websiteとdetectedLinksは区別して扱います。Facebookの基本データ(About)や写真へのリンクは、プロフィール内のセクションへのリンクであり、事業者の外部ウェブサイトではありません。detectedEmailsとdetectedLinksは未検証の手掛かりであり、事業者の連絡先を網羅したものではありません。
- 名簿に市内のサービス提供地域や外部ウェブサイトが必要な場合は、該当事業者の公開情報源を手作業で確認し、補完用の別項目に根拠、情報源、確認時刻を記録します。Actorが返したaddressがnullの場合、ハンドルから推測した市名で上書きしないでください。このツールは、リンク先サイトの確認を行いません。
- 定めた目的に対し、名簿の各行を利用可能とする条件を決めます。例えば、識別情報の索引には、照合済みの識別情報が必要です。連絡先名簿には、それに加えて確認済みの公開連絡手段が必要です。市内の事業者一覧には、さらに、その地域との関係を裏付ける根拠が必要です。各基準を明確にします。任意データの欠損は、その事業者に該当する属性がない証拠にはなりません。
- レコードをready、needs_review、unavailable_targetに分けます。照合できた識別情報、取得できた項目、利用可能なレコードは、それぞれ別に集計します。取得元へのリクエストの失敗を、取得に成功した空の事業者レコードとして扱ってはいけません。後で再試行の対象を絞れるように、取得元のステータス理由を保存します。
- 利用可能な名簿を、利用可能と判断した理由および根拠へのリンクとともにエクスポートします。ツールが過去の履歴を提供すると主張するのではなく、必要に応じて取得記録を更新します。このガイドは、連絡の送信や事業者の認証を行うものではありません。
独自に作成した架空の例と表
以下は、独自に作成した架空の例です。架空の清掃事業者名簿には、対象ページが4件あります。
| レコードキー | 識別情報の照合結果 | 元データのステータス | 取得したままのウェブサイト | 取得したままの住所 | 検出されたリンク | 手作業で確認した住所/地域との関係の根拠 | 手作業で確認した情報源と確認内容(架空) | 読者による利用可否の判断と理由 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| B1 | ID照合済み | ok | https://example.com/b1-site (架空) | 123 Main St(架空) | facebook.com/b1/about(架空) | 架空の住所123 Main St, Target City。日付を記録した手作業の確認元で別途確認済み | https://example.com/b1-source (2026-03-01、地域との関係を確認) | 利用可能(ID照合済み、元データにウェブサイトと住所があり、地域との関係を示す根拠も手作業で確認済み) |
| B2 | ID照合済み | ok | null | null | facebook.com/b2/photos(架空) | 不明 | なし | 要確認(ID照合済み、元データのウェブサイトと住所はnull、手作業で確認した根拠なし) |
| B3 | 識別情報なし | login_required | null | null | null | 不明 | なし | 対象を取得不可(ログインが必要で、識別情報を取得できず) |
| B4 | ID照合済み | ok | null | null | facebook.com/b4/about, facebook.com/b4/photos(架空) | 架空の住所8 Side Rd, Other City。日付を記録した手作業の確認元で別途確認済み | https://example.com/b4-source (2026-03-02、対象市の外) | 利用条件未達/対象範囲外(ID照合済み、元データのウェブサイトと住所はnull、リンクはプロフィール内のセクションへのもので、手作業の確認により対象市の外にあることが判明) |
識別情報を3件照合できても、利用可能なレコードが3件になるわけではありません。利用可能なレコードは1件、要確認または対象範囲外のレコードは2件、取得できない対象は1件です。明確に定めた基準に従い、ページ名からの推測ではなく、手作業で確認した地域に関する根拠に基づいて、B4を市内一覧から除外します。この架空の例では、照合できた3行のうち、ウェブサイトを取得できたのは3件中1件、住所が返されたのも3件中1件です。取得できなかった対象B3は別に報告します。これらの割合を、ツールの実際の成功率として使わないでください。
出典と参考資料
著者 Chronometrica · 更新日
ページの先頭へ ↑
