
Actorは、ホスト環境で動作するデータ収集プログラムです。Taskは、保存済みの入力プリセットです。Google Ads Transparencyのビルド0.2.7に保存されている収集対象はapple.comとsamsung.comで、指定地域はUS、platformはALL、adFormatはALL、includeDeliveryDetailsはfalse、maxItemsは10です。対象リスト全体を置き換え、目的に合った既知の広告クリエイティブまたは広告主の入力を1つだけ指定してください。また、maxItemsを2に設定し、この上限を全対象で共有してください。レスポンスには、advertiserId、creativeId、creativeUrl、firstShownAt、lastShownAt、approxDaysShown、requestedRegion、requestedPlatform、requestedFormat、observedAt、status、statusReasonが含まれます。現在の、広告クリエイティブを直接指定して得た2行のデータで確認できるのは、日付フィールドの存在だけです。ドメインからの広告の発見、地域別検索、日別の配信、履歴全体を確認したものではありません。1つのドメインに複数のアカウントが対応する場合があるため、advertiserIdとcreativeIdの正確な値を照合してください。
初回・最終日時の証拠を扱うための全手順
- 日付を使う前に、期間について何を主張するのかを明確にしてください。その前提として、根拠に基づいて日付を解釈します。日付の範囲が長いというだけで、キャンペーンの実施期間を推測しないでください。
- 広告主と広告クリエイティブを正確に特定し、情報源のリンクと照合してください。地域、プラットフォーム、フォーマットのフィルターと観測時刻を保持してください。同じ広告クリエイティブIDでも、条件が異なれば得られる証拠が異なる場合があります。ブランド名だけで記録を統合しないでください。
- firstShownAtとlastShownAt、および存在する場合はapproxDaysShownを、それぞれ別の情報源フィールドとして保持してください。公開情報源における日付の意味と精度を確認してください。解析されたISO形式のタイムスタンプは、暦上の日付を表す値や、別の値から算出された値である可能性があります。すべてが暦上の日付を表す値であるとも、秒単位で確認された配信イベントであるとも断定しないでください。両端の日時のいずれかが欠損している場合、その日時は不明のままにしてください。
- 両端の日時から期間を算出する際は、計算規則を明示してください。タイムスタンプが確定している場合、経過時間は最終時刻から初回時刻を引いて求めます。同じタイムゾーンの暦日を表す値の場合、両端を含む暦日数は、日付の差に1を加えて求めます。これらは単位が異なり、どちらも実際に配信された日数ではありません。結果を実配信日数と呼ばないでください。
- 連続配信を確認するために必要な証拠を明確にしてください。必要なのは、各日の配信を示す情報源の記録です。両端の日時だけでは、その間の状況はわかりません。地域フィルターで得られるのは公開された観測情報であり、日別の広告費や非公開のインプレッション数を証明するものではありません。Actorは、記録が欠けている日のデータを補完しません。
- 情報源にある概算日数の表示値は、算出した期間と区別して保持してください。証拠がないまま、不一致の原因を配信の一時停止や計測の不具合と説明しないでください。表示値がnullの場合は、その状態を記録してください。表示値が算出した期間と一致していても、毎日配信された証拠にはなりません。
- 報告する前に矛盾を確認してください。最終日時が初回日時より前の場合、タイムゾーンが不明な場合、対象範囲が一致しない場合は、確認が必要です。最終表示日が今日より前でも、キャンペーンが終了したとは証明できません。最終表示日時が収集時刻に近くても、現在配信中であるとは限りません。
- 情報源の初回・最終日時、精度、明示した規則による期間、存在する場合は情報源の日数表示値、連続配信の確認状況、未解決の理由をまとめた期間表を作成してください。証拠が裏付けるのが観測された両端の日時だけなら、「観測された初回・最終日時の範囲」として扱ってください。中断のない配信を確認する必要がある場合は、利用できるときに限り、利用権限のある適切な自社保有の証拠を使用してください。競合の公開記録から、非公開の配信情報にアクセスすることはできません。
初回・最終日時の証拠を使った架空の例
次の表は、日付の計算と解釈を検証するための架空の記録です。日付と識別情報はすべて架空のものです。
| 記録 | 初回表示日 | 最終表示日 | 概算日数 | 明示した規則による期間 | 連続配信の確認状況 | 未解決の理由 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| C1 | 10月1日 | 10月5日 | 3 | 両端を含めて5日 | unknown | 期間内に配信されなかった日がある可能性 |
| C2 | 10月4日 | null | unknown | unknown | unknown | 最終表示日が欠損 |
| C3 | 10月8日 | 10月6日 | unknown | invalid | needs_review | 最終表示日が初回表示日より前 |
| C4 | 10月7日 | 10月7日 | unknown | 1日 | unknown | 両端が同じ暦日 |
| C5 | 10月1日 | 10月5日 | 5 | 両端を含めて5日 | unknown | 日数表示値の定義が不明 |
記録C1には、UTCの暦日として確定した日付があります。両端を含む暦日数は5日です。それぞれの日付が始まる時点の間に経過する時間は4日です。どちらの計算でも、10月2日から4日に広告が配信されたとは証明できません。両端の日付に合う配信日程は2通りあります。10月1日と5日だけ配信された場合と、毎日配信された場合です。どちらも両端の日付と一致するため、連続配信されたかどうかは不明のままです。
記録C1には、算出根拠が不明な、情報源の概算日数の表示値3もあります。この値は別に保持してください。正確な配信日程を断定したり、この値を5で上書きしたりしないでください。記録C2は最終表示日がnullのため、期間と連続配信の有無は不明です。記録C3は最終表示日が初回表示日より前で、日付の順序が不正なため、確認が必要です。記録C4は初回表示日と最終表示日が一致しており、両端の日付から求めた範囲は1日です。24時間連続して配信されたという主張ではありません。記録C5には両端の日付と日数表示値5がありますが、その値の定義がわからない限り、数値の一致だけで毎日の配信を証明することはできません。両端の日時に基づく正しい計算が示すのは、判明している期間の境界であり、広告の成果の推定値ではありません。
出典と参考資料
著者 Chronometrica · 更新日
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