プロフィール風の3枚のカードが、一覧、カード、チェックリストにつながっている。

1つのスプレッドシートに「求人」「応募イベント」「現在の状況」の3つのタブを用意します。イベントとは、応募書類の送信や面接への参加など、記録した1件の行動です。2つの元の表には、それぞれ異なる情報を保存します。「現在の状況」では、その情報をまとめて表示します。後から求人を取り込んでも、自分の履歴を置き換えずに済みます。

1. 自分の応募記録から始める

情報を結び付ける前に、現在の応募一覧をそのままコピーして保存してください。アカウントの公式エクスポート機能で必要な記録を取得できる場合は、それを使います。取得できない場合は、自分の記録や証拠資料から少量を手作業でコピーします。

LinkedInには、自分の個人データを請求する方法があります。ヘルプページによると、提供されるのは自分のデータのみで、対象も自分のアカウントに該当する項目に限られます。この情報だけでは、非公開のJob Trackerの全データをエクスポートできるとは確認できません。自分のアカウントで実際に取得できる内容を確認してください。LinkedInの個人データに関するヘルプ:2026年10月25日確認。Job Trackerの完全なエクスポートは未確認。

応募ごとに、企業名、職種、分かる範囲の求人リンク、応募日、裏付けとなる証拠資料を記録します。証拠資料には、応募完了の確認通知や企業からのメッセージを使えます。日付が分からない場合は、空欄のままにしてください。ゼロを入力したり、記録をコピーした日付で代用したりしないでください。

個々の応募に応募IDを付けます。IDとは、1つの記録を識別するための、変わらないラベルです。同じ応募にイベントが増えても、応募IDは変えません。企業名と職種名が同じでも、別の募集への応募には別の応募IDが必要です。

求人を保存しただけでは、応募したことにはなりません。下書きも、送信の証拠にはなりません。応募を送信したと確認できない場合は、その不確かさを記録してください。保存した求人をすべて「応募済み」にしないでください。

2. 公開求人のサンプルを少量収集する

確認済みの公開求人エクスポートがすでにある場合は、それを使ってください。ない場合は、LinkedIn Jobs Scraper:2026年10月25日に公開仕様を確認。有料実行のテストは未実施に、既知の求人IDまたは求人URLを指定できます。Actorとは、サーバー上で動作してデータを収集するプログラムです。このActorから、以下の方法で使う公開求人情報を取得します。

少量を収集するための入力例は次のとおりです。

json
{
  "fetchJobDetails": true,
  "jobIds": ["4251746246"],
  "maxItems": 1,
  "saveOnlyUniqueItems": true
}
2. 公開求人のサンプルを少量収集する

サンプルの求人IDを、自分の一覧にある既知の求人IDまたは求人URLのいずれか1件に置き換えてください。IDは引用符で囲んだままにします。この入力例は、使用できる設定を定めた公開入力スキーマと照合済みです。本ガイドでは、有料の収集実行は行っていません。実行は、読者に提案する作業です。

`maxItems`は、収集用の入力全体で保存する求人数の上限を指定します。この例では上限は1件です。`fetchJobDetails`は、取得できる場合に説明全文と詳細情報を要求します。すべての項目が必ず返されるわけではありません。`saveOnlyUniqueItems`は、1回の実行内で求人の重複を除きます。後から取り込む際のルールは、スプレッドシート側でも別に用意する必要があります。

Taskとは、Actorの入力設定を保存したプリセットです。公開されているLinkedIn Jobs to Google Sheets Task:2026年10月25日確認。公開されていることのみ確認。保存済み入力と実行時の動作は未検証から始めることもできます。使用前に保存済みの設定を調べ、サンプル値を置き換えてください。この名前だけでは、自分の応募記録を統合したり、イベント履歴を保持したりする機能があるとは確認できません。

3. 確認済みの識別情報を基に「求人」表を作る

プラットフォームと掲載元の求人IDを組み合わせて、求人キーを作ります。キーとは、一致する記録を結び付けるための値です。どちらも文字列として保存してください。空欄のID同士を一致と見なしてはいけません。また、職種名と企業名だけを、同じ求人である証拠にしてはいけません。

求人追跡ガイドでは、複数回の収集を通じて、変わらないプラットフォーム情報と求人IDが重要になる理由を説明しています。今回の統合の前に、その識別ルールを適用してください。通知の配信は別の作業です。

「求人」には、次の列を用意します。最後の2行は、自分で管理する項目です。

3. 確認済みの識別情報を基に「求人」表を作る
列保存する内容
プラットフォーム掲載元IDを発行したサイト
求人キープラットフォームと確認済みの掲載元IDの組み合わせ
`jobId`文字列として保存した掲載元の求人ID
`jobUrl`公開求人へのリンク
`title`掲載元の職種名
`companyName`掲載元の企業名
`locationRaw`掲載元の勤務地の表記
`descriptionStatus`返された説明文の取得可否を示す状態
`descriptionText`取得できた場合に返される説明文
`scrapedAt`その行に付与された収集日時
収集の参照情報保存した入力、出力、実行への参照情報
最新の掲載元確認自分が確認した日時と、その確認で分かったこと

現在のActorの公開仕様には、これらの掲載元フィールドが記載されています。これらは求人の情報であり、非公開の応募履歴ではありません。任意項目の値は欠けることがあります。公開デフォルトビルド0.2.26:2026年10月25日確認。仕様の静的な確認のみ。有料実行は未実施。

元の出力は変更せずに保存してください。行を追加する前に、IDの欠落とキーの重複を確認します。使えるIDがない行は、確認用に保留してください。無関係な行に「不明」などの共通キーを付けないでください。

4. 「応募イベント」表を作る

自分の行動は「応募イベント」に保存します。裏付けのあるイベントごとに1行を追加してください。応募、面接、不採用通知の受領、辞退、内定通知の受領は、個人のイベントです。公開求人の項目ではありません。

4. 「応募イベント」表を作る
列保存する内容
イベントIDこのイベントを識別する一意のラベル
応募IDこのイベントが属する応募
確認済み求人キー確認済みの「求人」表のキー、または空欄
照合状態照合済み、または未確定
イベント発生日分かる場合は、行動または返信があった日
行動裏付けのあるイベントの種類
証拠資料確認通知やメッセージへの参照情報
照合の根拠この応募がこの求人IDに対応すると判断した理由
記録日イベントを入力した日
メモ関連する事情や不確かな点

1件の応募に複数のイベントがある場合は、同じ応募IDを繰り返し使います。同じ応募の送信と、その後の面接には、同じ応募IDを付けます。イベントIDは別にする必要があります。

異なる2件の応募に同じ応募IDを付けると、IDの誤りになります。そのため、応募IDが繰り返されているだけでは、重複エラーとは言えません。各IDが何を識別しているかを確認してください。イベントIDは別に確認します。各イベントIDが識別するイベントは、1件だけでなければなりません。

証拠資料は自分で管理してください。公開情報の収集に、非公開のメッセージは必要ありません。後で証拠を見つけるのに参照情報だけで十分な場合は、それをスプレッドシートに保存します。

5. 応募を照合し、不確かなキーは空欄にする

結合とは、同じキーを使って行同士を結び付けることです。この方法では、同じ求人であることを確認してから、応募を「求人」表に結合します。

応募ごとに、次の順で確認してください。

  1. 応募記録から、元のLinkedIn求人URLまたは求人IDを探します。
  2. そのIDが、想定している企業と職種のものか確認します。
  3. 同じプラットフォームとIDが「求人」表にあることを確認します。
  4. 確認済みの求人キーを入力し、照合の根拠を記録します。
  5. 証拠だけでは照合を確定できない場合は、求人キーを空欄にし、照合状態を「未確定」にします。

企業の採用ページのURLをLinkedIn求人に結び付けるには、追加の証拠が必要な場合があります。似た職種名や企業名は、有用な手掛かりです。ただし、2つの記録が同じ募集を指す証拠にはなりません。別のIDで再掲載された求人も、確認が必要です。

照合が未確定の応募も、「現在の状況」に残してください。照合できなくても、送信したことが分かっている応募がなくなるわけではありません。公開求人の行とのつながりが、まだ確認できていないという意味です。

照合を確定したら、その応募に属するイベントに同じ結果を一貫して適用します。元の個人データのエクスポートと、照合の判断を保存してください。後から得た証拠で照合結果が変わる場合は、修正内容と理由を記録します。記録を残さずに別の募集へ応募を付け替えないでください。

6. 現在の応募状況を決めるルールを書く

「現在の状況」には、応募IDごとに1行を表示します。「応募イベント」を基に作り、確認済みキーがある応募に公開求人情報を追加します。これにより、対応する公開求人が見つからない応募も表示し続けられます。

イベントから現在の状態を決める方法を書き留めてください。少量を手作業で管理する場合は、次のルールを使えます。

  1. 同じ応募IDに属する、裏付けのあるイベントを使います。
  2. イベント発生日の順に並べます。時刻が分かる場合は、時刻も使います。
  3. 状態を明確に示す最新のイベントを使います。
  4. 矛盾するイベント、日付がないイベント、日時が同じイベントは、順序によって結果が変わる場合に手作業で確認します。
  5. 後から選考が再開した場合は、明示的に記録します。新しいメモがあるだけで、不採用や辞退が取り消されたと見なしてはいけません。

送信を確認できれば、「応募済み」の根拠になります。裏付けのある面接イベントは、「面接」の根拠になります。不採用、辞退、内定も、それぞれ対応する状態の根拠になります。求人ページについてのメモは、これらの個人の状態の根拠にはなりません。

イベント発生日と記録日は分けて保存してください。過去の不採用を今日入力しても、不採用になった日が今日になるわけではありません。不明なイベント発生日は、裏付けが得られるまで不明のままにします。

応募ID、現在の状態、その根拠となるイベント、確認済み求人キー、照合状態、取得できた求人情報、最新の掲載元確認を表示します。必要に応じて、表示用の表では「日付不明」などの説明を使ってください。その説明を日付として保存してはいけません。

7. 個人の履歴を置き換えずに後続の求人を取り込む

取り込みとは、新しい行をスプレッドシートに読み込むことです。公開求人の取り込み先は「求人」表に限定します。既存の求人キーと照合してから、その公開情報を更新してください。新しいキーは、新しい求人行として追加します。同じ求人を再び取り込んだだけで、応募イベントを作ってはいけません。

取り込む前に、スプレッドシートのコピーと、掲載元の未加工の出力を保存します。キーの重複と予期しない変更を確認してください。条件の変更が自分の判断に影響する場合は、以前に確認した内容も残します。公開求人の条件比較ガイドでは、収集日時を企業による編集日時と見なさずに、保存した求人の文章を比較する方法を説明しています。

次の場合は、それぞれに応じて処理してください。

7. 個人の履歴を置き換えずに後続の求人を取り込む
状況必要な処理
掲載元の項目が欠けている欠けたままにし、ゼロで代用しない
後から取得した行に、以前あった文章がない以前の確認内容を残し、今回の取得可否を記録する
既知の求人が今回の取得分にない最後に保存した確認内容と応募イベントを残す
収集が失敗した、または上限に達した収集の限界を記録し、市場に求人がないとは判断しない
応募との照合が不確か確認済みキーを空欄にし、応募は残す
公開求人が募集終了または期限切れに見える掲載元の証拠を、応募状況とは別に記録する

検索結果から求人が消えても、不採用、採用決定、募集終了のいずれも確定しません。最後に成功した掲載元の確認と、自分の応募状況は、別々の問いに答える情報です。

応募する求人の選択も、別の作業です。どの職種への応募に取り組むかを決める前に、自分に合う求人の候補を絞るガイドを使ってください。この統合方法は、自分の記録で裏付けられた判断を保持するものです。履歴書を採点したり、応募を送信したりするものではありません。

8. 具体例を使って合計を確認する

この具体例は、本記事のために作った架空の例です。以下の求人ラベル、応募、日付、証拠資料、イベントは、すべて架空のものです。Actorの出力でも、企業についての調査結果でもありません。日付はすべて2026年10月です。

公開求人の取り込みには、互いに異なる5つの確認済みキーを持つ5行が含まれています。

8. 具体例を使って合計を確認する
求人キー架空の職種最後に保存した収集日
linkedin:F101レポーティングアナリスト10月3日
linkedin:F102業務分析担当10月3日
linkedin:F103データ業務アシスタント10月3日
linkedin:F104リサーチアナリスト10月3日
linkedin:F105プロジェクトアシスタント10月3日

自分の一覧には3件の応募があります。2件はLinkedIn上の求人との対応を確認済みです。3件目には企業ページでの応募を示す証拠資料しかなく、LinkedIn求人との照合を裏付ける情報はありません。

イベント表には4行あります。

8. 具体例を使って合計を確認する
イベントID応募ID確認済み求人キー照合状態イベント発生日行動と証拠資料
E001A001linkedin:F101照合済み10月1日応募送信。確認通知R001
E002A002linkedin:F102照合済み10月2日応募送信。確認通知R002
E003A003スプレッドシートでは空欄未確定10月2日応募送信。確認通知R003
E004A001linkedin:F101照合済み10月4日面接。記録R004

「スプレッドシートでは空欄」は、この記事で表示上使っている説明です。実際のスプレッドシートのセルは空欄にしてください。この文言や「未確定」などの共通の代用値を、キーとして保存してはいけません。「未確定」は、別の照合状態の列に入れます。

応募A001には2つのイベントがあるため、2回出てくるのが正しい状態です。E001とE004は、別々のイベントのままです。応募自体は1件と数えます。

作成した「現在の状況」は、次のようになります。

8. 具体例を使って合計を確認する
応募ID現在の状態照合状態公開求人との対応
A001面接照合済みlinkedin:F101
A002応募済み照合済みlinkedin:F102
A003応募済み未確定対応関係はまだ未確認

何を数えているかを明確にして、計算を確認します。

  • 公開求人の取り込み:求人5行で、重複のない求人キー5個を表す。
  • 自分の一覧:重複のない3個の応募IDが、3件の応募を表す。
  • イベント履歴:応募送信イベント3件 + 面接イベント1件 = イベント4行。
  • 照合の合計:照合済みの応募2件 + 未確定の応募1件 = 応募3件。
  • 応募と結び付いた公開求人キー:2個。結び付いていない公開求人キー:5 − 2 = 3個。

この例では、結び付いていない3つの求人キーに、照合済みの応募がありません。このことから、自分の一覧に含まれない記録については何も判断できません。これらは記録の件数です。市場全体の人数や募集枠数ではありません。

次に、同じ公開求人5行をもう一度取り込みます。「求人」表の重複のないキーは、5個のままになるはずです。「応募イベント」は4行のまま、「現在の状況」は3件の応募のままになり、状態と照合状態も変わらないはずです。

続いて、後の取得分にF102が含まれていないとします。より新しい確認結果が得られない限り、10月3日の確認内容を残してください。示したルールでは、A002は「応募済み」のままです。求人が取得分にないことによって、不採用イベントが追加されることはありません。

このスプレッドシートを採用する前に、応募に付けた空欄以外のキーが、すべて「求人」表に存在することを確認してください。未確定の応募に、代用のキーが入っていないことも確認します。イベントIDが一意であることと、繰り返される応募IDが同じ応募に属することを確認します。最後に、再取り込みの前後で、個人の記録の日付、証拠資料、メモ、状態を比較してください。

出典と参考資料

著者 Chronometrica · 更新日

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